日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版) 2017年7月28日号「週報デジタル版」
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今週の話題と重要ニュースなど 〈産業技術総合研究所 計量標準総合センター 計量研修センター〉AIST計測における不確かさ講習(中・上級コース) 申込期限 平成29年10月10日(火) ~10月11日(水)2日間 1日目:10:00 ~ 17:30,2日目:9:00 ~ 17:00 申込期限 平成29年8月25日(金) (ただし,定員になり次第締め切ります) |
日本計量新報週報デジタル版フ目次
1、私の履歴書 鍋島綾雄(5)運命の分かれ目
1、週報デジタル版 面白話と真面目な話などエッセー。
new長良川上流を旅する 郡上おどりが始まった2017年7月8日に郡上市を訪ねる 旅行家 甲斐鐵太郎
new、カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
new、6月25日、日曜日の高山を訪れる。古い町並みと朝市を見物する。旅行家 甲斐鐵太郎
a、郡上八幡の6月24日は夏だった 宿の白い暖簾が気持ちいい 旅行家 甲斐鐵太郎
b、黒須茂のエッセー 「人間万事塞翁が馬」
1、今週の話題と重要ニュースなど。
a、〈経済産業省〉平成29年度 経済産業省子どもデー|8月2日(水曜日)・3日(木曜日|「標準(ひょうじゅん)ってなんだろう?~くらしのなかのJISと計量(けいりょう)~」のコーナーも|goo.gl/2vmC6r
b、「社説(2017年度)」を6月分追加しました。
c、
d、滋賀県計量協会の第6回定時総会は関連議事を原案どおり可決・承認、平成2017年6月23日(金)。
1、計量計測データバンク フェイスブックニュース(ニュースを週ごとに10本ほど掲載しております)
1、計量計測データバンク ツイートニュース(ニュースを週ごとに10本ほど掲載しております)
1、今週の日本計量新報全紙面 webサイトに掲載されている新聞のデジタル版です。全紙面を更新 (6月25日号(3154)を掲載)
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「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)「週報デジタル版」
私の履歴書 鍋島綾雄(5) 運命の分かれ目 目次 |
目次 私の履歴書 「陸軍航空士官学校で終戦を迎えハカリ屋になった男の記録」 鍋島綾雄(5) 運命の分かれ目 目次 昭和18年3月広島陸軍幼年学校を卒業し、埼玉県の朝霞にあった陸軍予科士官学校を経て、昭和19年入間川にあった陸軍航空士官学校に入校した。 そして昭和20年になると東京は空襲が激しくなり、内地では飛行訓練も出来なくなり、3月航空士官学校は満州(現中国東北部)に疎開することになった。私たちの中隊の移転先は東満の東京城(トンキンじょう)という小さな町の飛行場だった。 4月から毎日操縦訓練に励んで練習機を単独で操縦出来るようになった7月のある日、クラスをA班とB班に分けられ、区隊長(クラスの担任教官で陸軍大尉)に「お前たちB班は本土決戦において敵艦船を洋上で覆滅する特攻作戦の要員として促成訓練をすることになった」と申し渡された。私はそのB班に指名された。 数日後の7月22日、20才の誕生日を東京城の飛行場で迎えたが、宿舎から飛行場の向こうに見える故郷の屋島に似た山を眺めながら、来年の誕生日は果たして生きて迎えられるのだろうかと寂しい気持ちになったことをはっきり覚えている。 それから一月(ひとつき)も経たない昭和20年8月9日午前0時を期して、中立条約を破ってソ連軍が満州になだれ込んできた。 午後になるとソ満国境に近い<RUBY CHAR="牡丹江","ぼたんこう">方面から南下してきた貨車に、着のみ着のまま女子供が満載されて避難してきた姿を東京城の駅で見て、悲惨さと緊迫感を感じさせられた。 11日朝になると更に緊迫して、戦車で一日行程の60数キロの所までソ連戦車部隊が迫っているという情報である。そうした慌しい中で、急遽中隊長命令が出て「中隊は鴨緑江の上流にある水豊飛行場に展開する。途中、本隊からはぐれた者は各個に到着せよ」ということになった。 その日のうちに士官候補生は東京城から通化まで、操縦教官が練習機でピストン輸送をすることになった。たまたまその週の週番勤務(一週間交代のクラスの責任者)は幼年学校以来仲の良い篠原君だった。週番勤務の責任上、当然彼はピストン輸送の最後の便に乗ることになった。 私は彼に「俺もお前に付き合って最後の便にするから」と申し出たが、その気持ちの半分は本音で、半分は折角畑で育てた馬鈴薯を食べたいということであった。収穫直前のジャガイモ畑をそのまま残してゆくのも勿体ないし、癪に障る。そこでピストン輸送を待っている間、仲間と早速芋掘りをして鍋で塩茹(しおゆで)して食べたが、その旨かったこと・・・。 ジャガイモをたらふく食べて満腹になって気が変わった。「篠原、俺は一便早く行くから」と一便先に乗ることにした。 運命の分かれ目というか、私の乗った便を最後に天候が変わってピストン輸送は中止になった。篠原たちは自動車輸送に切り替えて後を追ったがとうとう追いつけず、ようやく辿り着いたピョンヤンでソ連軍に捕まりシベリヤまで連れて行かれ、結局内地に帰るのは3年半遅れることになった。 我々は通化から貨車輸送で鴨緑江上流の山深い国境を越えて15日か16日ごろ朝鮮に入った。どういう訳か覚えていないが、本隊から離れて我々士官候補生10数名だけになっていた。 国境を越えた頃から戦争は終わったという噂が聞こえてくるようになった。家々には大極旗が掲げられている。朝鮮民族の変わり身の早さにびっくりしたが、日本国に足を踏み入れて不思議にホッとしたような気分になった。 山越えした列車はピョンヤンの北方の定州という朝鮮半島を縦断する本線と合流する町で止まった。そこへ北上する列車が入って来た。その列車に落下傘部隊が乗っていて、その中の若い将校が「内地に帰れば将校は全員切腹だ。関東軍は降伏しない、我々は関東軍に合流して一戦を交える覚悟だ」という。 士官候補生の中には元気のいいのがいて、我々も一緒に北上しようと言い出した。私は正直反対だった。混乱の中だからこの北上する列車は一時間ぐらい止まっていたが、そこへ南下する列車が着いた。その列車から中隊長がヒョコヒョコ降りてきて、ホームに居た私たちを見つけて「お前たち、ここに居たのか、すぐ乗れ」ということになってそのまま一気に釜山まで南下した。 南下する列車の中で、死ななくて済んだという何とも言えない開放感を味わった。 幸運というか、ピストン輸送の最後の便に乗ったこと、定州のプラットホームで中隊長にパッタリ会ったことという奇跡的な幸運が二つ重なったお陰で、山口県の仙崎という港に無事上陸することができた。いったん豊岡の航空士官学校に帰ったが、学校が解散になり8月31日の夜中に高松桟橋に帰り着いた。夜が明けるのを待ちかねて6キロの道を歩いて、9月1日の早朝、我が家に辿り着いた。私は偶然が重なったお陰で無事に帰ることができたと思っていたが、身内の年輩の人にこの話をしたところ、それはご先祖様が守ってくれたお陰だと言われて、なるほどそういう感謝の仕方もあるものだと教えられた。(つづく) |
カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
6月26日の八島湿原。沼の形を語る石の説明。沼の形は変わるのに。
(写真をクリックすると文章とほかの写真を開くことができます)
絵に描いたような八島湿原のアヤメ。野にも山にもアヤメは咲く。
カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
写真は小宮勤氏
連続的に回転数を測定できるストロボスコープ図形 (小宮勤)(日本計量新報 2015年10月11日号に掲載の再録です)
1965(昭和40)年前後のことであったろうか、ある学会の研究発表会で、上のストロボスコープ図形の代わりに、連続的に回転数を測定できるアナログ図形の発表があったように記憶している。この研究の発表者はロゲルギスト(「物理の散歩道」、「新物理の散歩道」の著者集団)の一人であったK先生の研究室の方だったと思う。発表を聞いた後で、先年お亡くなりになったMさんと「これは面白いですね」と話をしたことを覚えているが、その頃の私は別の測定量の検出に興味の中心があり、その後これを話題にする機会はなかった。(以下の文章は右をクリックする読むことができます。連続的に回転数を測定できるストロボスコープ図形)
写真は矢野耕也氏
重さを測定せずに重さを量る 矢野耕也(日本大学教授)
薬は「つなぎ」が多く肝心な成分は意外と少ない。分析や秤量はいかに色々なものが測れるかが課題。今でこそ天秤の校正は自動補正機構が大抵付属しているが、1995年くらいまではさる大手秤量器メーカーを退職した人が、嘱託みたいな形で校正の仕事を請け負っていたケースがあった。研究所、工場含め1000台近くはある天秤を、たった一人で一台一台黙々と標準分銅を抱えて社内巡業をしていたが、不景気が進んで人件費の問題から頼めなくなり、自分たちで校正ができなければということで、若手社員で計量士の資格を取ろうなどという動きもあった(因みにその時の合格者はたった1名)。このように天秤との付き合いも長いが、前回述べた液体クロマトグラフィーは、マイクログラム単位で100種類くらいちゃんぽんになっていても、分離条件さえ良ければ感度も分解能も高い正確な分析ができ、今では結構何でも測れるような所があるが、弱点がないわけではない。(全文は次をクリックしてお読みください。矢野耕也)
6月25日、日曜日の高山を訪れる。古い町並みと朝市を見物する。旅行家 甲斐鐵太郎
黒須茂のエッセー 「人間万事塞翁が馬」天下り校長の悪行を地元紙で
あばくことで書くことに快感をもつようになった(くろす・しげる(元国立高等専門学校教授)
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計量法の政省令改正など 〈経済産業省計量行政室〉【案件番号:595117067】 積算熱量計に関する特定計量器検定検査規則の一部を改正する省令、ほか |
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「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令」を閣議決定 |
「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令」を閣議決定
2017年6月21日(水)公布、施行は10月1日(日)(一部条文は公布の日から)
特定計量器に「自動はかり」を追加、指定検定機関の区分追加、型式承認手数料見直し、特殊容器拡大ほか
6月16日、計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令が閣議決定された。
政令は、2017年6月21日(水)公布される。施行は10月1日(日)から。ただし、一部条文(特殊容器関連など)は公布の日から施行する。
この改正は、2016(平成28)年11月に計量行政審議会で取りまとめられた答申「今後の計量行政の在り方-次なる10年に向けて-」を踏まえて、計量法施行令(平成5年政令第329号)および計量法関係手数料令(平成5年政令第340号)について必要な措置をするもの。
主な改正点は次のとおり。
特定計量器である質量計に「自動はかり」を追加し、検定証印等の有効期間(2年。ただし適正計量管理事業所が使用する自動はかりは6年)、検定の実施機関等(区分の追加)を追加で規定する。
追加される「自動はかり」は、「ホッパースケール」「充塡用自動はかり」「コンベヤスケール」「自動捕捉式はかり」の4器種。
対象となる製造・修理事業者及び使用者に対する影響を考慮し、指定検定機関の整備等を進めるために、特定計量器の使用や製造・修理事業者の届出に関する所要の経過措置、検定の開始時期等を定めている。
発泡酒をはじめとする酒税法の酒類全般について特殊容器の使用ができるよう、適用範囲を拡大し、発泡酒などの酒類が新たに使用可能になった。
産業技術総合研究所が実施する型式承認に関して改正した。
①技術基準に関して、外部機関の試験成績書が添付された場合に手数料を減額する。
②特定計量器ごとに一律であった手数料の額について、試験項目に応じた弾力的な手数料の額に改定した。
その他、1993(平成5)年の計量法施行令制定時における非自動はかり等の定期検査の免除期間特例措置を廃止するなど必要な改正をした。
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令が閣議決定されました(6月16日)|goo.gl/gVoL11【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|改正のポイント|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|政令案|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|理由|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|要綱|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|新旧対照条文|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|参照条文|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
〈パブリックコメント:意見募集〉結果|2017年06月20日|「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令案」に対する意見募集の結果について|提出意見数12件|意見を踏まえた修正:無 |)goo.gl/mMpuZB (2017年6月20日
1 | はじめに |
2 | 鍋島家のルーツと灯篭売りの思い出 |
3 | 早熟な少年の頃 |
4 | あこがれの陸軍幼年学校へ |
5 | 運命の分かれ目 |
6 | 再出発 |
7 | 分銅とおもりの独占企業 |
8 | 長尾虎太氏の思い出 |
9 | 出張で11年間毎月東京へ |
10 | 東京の秤屋さん |
11 | トラックスケールとの出会い |
12 | マージャンの思い出 |
13 | 新天地・仙台へ |
14 | 未熟な経営者としての成功と失敗 |
15 | トラックスケールを東北地区に拡販 |
16 | 外販との出会い |
17 | 飛込み営業 |
18 | 流通革命とハカリの革命 |
19 | イシダワイド会会長に推薦される |
20 | 宮城県計量協会の理事に |