「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2019年1月17日号「日本計量新報週報デジタル版」 静岡県計量協会2019年(平成31年)新年情報交換会1月17日(木)開かれる 静岡県新年情報交換会。赤い花を胸に付けているのは来賓。 滋賀県計量協会の平成31年新春賀詞交歓会 2019年1月16日(水)開かれる 2019年1月15日 計工連が2019年新年賀詞交歓会と講演会 容量表記の意味をもつ「容量線入りグラス推進」 のための委員会報告(委員長 小野威・計量士) 黒坂氏撮影の容量線入りグラス。0.25Lのジョッキ。 「人口減少社会はどう進む」2018年6月26日前川喜平氏島根講演会。ユーチューブ動画。 (NHK大河ドラマ 韋駄天を知るための関連情報) 嘉納治五郎 柔道の型 動画 嘉納治五郎 古式の型 動画 三船久蔵 柔道 技と型 動画 三船久蔵インタビュー(文章) 日本計量新報新年号へのご寄稿です。 計量計測の様々なこと、エッセーとニュースなど 容量表記の意味をもつ「容量線入りグラス推進」のための委員会報告(委員長 小野威・計量士) 自動はかりを検定制度「生まれてよかった」にしたい(メジャーテックツルミ会長 横須賀健治) 計測技術の発展と予測(応用計測研究所(株) 鴨下隆志) 漢詩 小さな幸せ(作詞 岡 千風 計量士) 三重県亀山市関町にあった東海道関宿を歩く(三重県計量士会 計量士 児玉功) NHK紅白出場歌手の詩吟教室での70の手習い(兵庫県計量協会 計量士 松本幸三) 2018年11月開催の国際度量衡総会の概要 キログラムなど4単位の定義改定 国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター 計量普及センター 国際計量室長 齋藤則生 質量の単位であるキログラム(kg)の定義変更と関連する諸事項 2018-11-16-various-matters-related-to-the-definition-change-of-kilogram-which-is-unit-mass-measurement-news-site- 国際度量衡総会のキログラムの定義変更と産業技術総合研究所の発表資料など 2018-11-17-announcement-materials-national-institute-advanced-industrial-science-and-technology-change-definition-kg- 2018年11月15日以後の気になるニュースです。(計量計測データバンク デイリーニュース) 日本計量新報 電子版の全紙面2019年1月のID&PW (日本計量新報は紙面をインターネットで閲覧することができます。 新聞と同じ形式のPDF ファイルです。webに掲載の全紙面です。どうぞご利用ください) (IDとPWは計量新報購読者に限り電子メールで月ごとにお知らせしております) ID: 5140 PW: r5kg4kpa 日本計量新報社 編集部 [email protected] 東京都江東区亀戸7丁目62-16-803 電話番号03-5628-7070 FAX03-5628-7071 日本計量新報あて電子メール[email protected] |
|
武術の達人(身体をどのように使うか) 講道館 柔道 嘉納 治五郎 (1912)とされているが果たして。動画。(音が大きいので注意) 嘉納治五郎。NHK動画。 嘉納治五郎-Wikipedia。 三船久蔵 73歳時代 柔道 柔よく剛を制す 動画 塩田剛三 合気道 何故そうなるのか 動画 武道家 日野晃 熊野道場にて 前編 動画 武道家 日野晃 熊野道場にて 後編 動画 古武術研究家 甲野善紀 体の使い方(その1)動画 古武術研究家 甲野善紀 体の使い方(その2)動画 脚本 宮藤官九郎 2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」 |
|
音楽(ロック)
「風をあつめて」はっぴいえんど 音楽(ブルース) ーチューブ音楽 エリック・クラプトン Layla 2014ジャパン・ツアー (レイラは渋い、日本向けアレンジか) Eric Clapton Tears in Heaven live Crossroads 2013 (若くはなくなったクラプトン テアーズ・イン・ヘブンを歌うライブ音源) Eric Clapton I Shot The Sheriff (Live) (ギターに電気を入れてギンギンに鳴らします) 日本のフォーク 1967年音楽 今日の日はさようなら 森山良子 1967年 (フォークギター1本で歌います) 社会の統計と計量計測の統計 【分類12】 web情報総合サイト |
|
|
|
社会の統計と計量計測の統計【分類13】日本の計量法と計量関係法規 |
|
私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版) 神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その44- 原料配合の計量にバーコードを用いた自動照合システムを採り入れる FAラインの建設 営業情報による即日対応 耐火レンガを大別すると、成形して乾燥または焼き固めるものと、粉体で納め、炉修工事に際して水で溶いてマッドガンなどで塗りつける「不定形」と呼ばれるものと、2種類がある。 最近は過酷な環境で働く築炉工が少なくなったので、不定形レンガの需要が急増している。しかし、不定形は乾燥すれば個々に特色のある硬い耐火レンガになるだけあって、原料配合の計量は厳重でなければならない。また、原料の選び間違い、入れた筈が入っていないといった人間特有のミスも絶対に許されない。このミスを防ぐ方法として、当時はまだ出始めであったバーコードを用いた自動照合システムを採り入れた。 不定形レンガの特徴として、顧客によって修理しようとしている炉の状況が変化すること、炉の緊急事態により急遽修理材料を提供する場合も必要なので、営業情報によっては、正常工程に割り込みをかけて直ぐに製造にかかれる体制を備えるために、パソコンソフトを駆使することを考えた。 生産計画からの参画 これまで多くのコンピューターシステムを計画してきたが、制御用が多かったためか営業情報・生産計画は上位のコンピューターからもらっていた。しかし、客先への素早い対応も大きなメリットと考え、生産計画への割り込みを可能とし、しかも直ぐに出荷時期の返事が出るような営業対応の機能を持たせるシステムとした。 正に生産計画からの参画である。また柔軟に対応して行くこのシステムをフレキシブルマニファクチャリングオートメーションから「FAライン」と呼んだ。標準工程ならば1週間から10日を要するが、運が良ければ割り込んで3日後も可能というプログラムである。 生産性・高品質・短納期を目指す 設備の過大化を防ぐためと計量精度を上げるために、メインのホッパースケールは200kg/0・1kgと小さい。ただし多種類の原料を使うので貯槽は50槽に近い。おまけに、少量の添加剤もあるので、これらは1kgから2kgで手計量する。合計では、秤量2tから1kgまで約30台のはかりを使った。大半は自動はかりである。これらを、ハブで結ばれた6台のパソコンを駆使して計量し、5本のベルトコンベアで集めてミキサーに投入、最後にフレコンまたは紙袋梱包にて出荷となる。 協力者と共に 工場は赤穂の海岸近くに在り、少し掘ると塩水が湧いてくるため、FAラインの建設は、鋼矢板をどんどん打ち込む基礎工事から始まった。計測屋の仕事としては、西宮工場の建屋集塵機以来の大工事である。 土建にも精通した機械屋さん、シーケンサーを駆使出来る電気屋さん、営業情報を良く勉強してくれたシステム屋から成る、強力なスタッフが支えてくれたからこそ、また社長・専務のバックアップにも恵まれたればこそ出来た仕事であった。 それにしてもFAライン完成後、原料が正確に計量され、集められ、大きなロットとなり、工程が進んでゆくのを見るのは実に楽しいものであった。現役最後の仕事としても「計量・計測をやって来て良かった」とつくづく思った。 このFAラインは、品質と生産性に優れていて、今も順調に稼動を続けており皆さんに大変喜ばれている。 (つづく) |
私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版) 神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その44- 原料配合の計量にバーコードを用いた自動照合システムを採り入れる FAラインの建設 営業情報による即日対応 耐火レンガを大別すると、成形して乾燥または焼き固めるものと、粉体で納め、炉修工事に際して水で溶いてマッドガンなどで塗りつける「不定形」と呼ばれるものと、2種類がある。 最近は過酷な環境で働く築炉工が少なくなったので、不定形レンガの需要が急増している。しかし、不定形は乾燥すれば個々に特色のある硬い耐火レンガになるだけあって、原料配合の計量は厳重でなければならない。また、原料の選び間違い、入れた筈が入っていないといった人間特有のミスも絶対に許されない。このミスを防ぐ方法として、当時はまだ出始めであったバーコードを用いた自動照合システムを採り入れた。 不定形レンガの特徴として、顧客によって修理しようとしている炉の状況が変化すること、炉の緊急事態により急遽修理材料を提供する場合も必要なので、営業情報によっては、正常工程に割り込みをかけて直ぐに製造にかかれる体制を備えるために、パソコンソフトを駆使することを考えた。 生産計画からの参画 これまで多くのコンピューターシステムを計画してきたが、制御用が多かったためか営業情報・生産計画は上位のコンピューターからもらっていた。しかし、客先への素早い対応も大きなメリットと考え、生産計画への割り込みを可能とし、しかも直ぐに出荷時期の返事が出るような営業対応の機能を持たせるシステムとした。 正に生産計画からの参画である。また柔軟に対応して行くこのシステムをフレキシブルマニファクチャリングオートメーションから「FAライン」と呼んだ。標準工程ならば1週間から10日を要するが、運が良ければ割り込んで3日後も可能というプログラムである。 生産性・高品質・短納期を目指す 設備の過大化を防ぐためと計量精度を上げるために、メインのホッパースケールは200kg/0・1kgと小さい。ただし多種類の原料を使うので貯槽は50槽に近い。おまけに、少量の添加剤もあるので、これらは1kgから2kgで手計量する。合計では、秤量2tから1kgまで約30台のはかりを使った。大半は自動はかりである。これらを、ハブで結ばれた6台のパソコンを駆使して計量し、5本のベルトコンベアで集めてミキサーに投入、最後にフレコンまたは紙袋梱包にて出荷となる。 協力者と共に 工場は赤穂の海岸近くに在り、少し掘ると塩水が湧いてくるため、FAラインの建設は、鋼矢板をどんどん打ち込む基礎工事から始まった。計測屋の仕事としては、西宮工場の建屋集塵機以来の大工事である。 土建にも精通した機械屋さん、シーケンサーを駆使出来る電気屋さん、営業情報を良く勉強してくれたシステム屋から成る、強力なスタッフが支えてくれたからこそ、また社長・専務のバックアップにも恵まれたればこそ出来た仕事であった。 それにしてもFAライン完成後、原料が正確に計量され、集められ、大きなロットとなり、工程が進んでゆくのを見るのは実に楽しいものであった。現役最後の仕事としても「計量・計測をやって来て良かった」とつくづく思った。 このFAラインは、品質と生産性に優れていて、今も順調に稼動を続けており皆さんに大変喜ばれている。 (つづく) 私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版) 神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その44- 原料配合の計量にバーコードを用いた自動照合システムを採り入れる |